東洋のマチュピチュ 東平 (2)
2019年 05月 18日
東平の続きです。
奥の駐車場からの山道は、平坦な一本道。
楽々歩けます!
急に視界が開けて広い松林に出ました。
東平採鉱本部跡だそうです。鳥の声がするだけ・・
宇宙の穴にいるような不思議な感じです。
松林の向こう、小高い所に見えるレンガの建物が第三変電所。
いいですね~~!!
レンガの上に塗られた白壁が剥がれてとってもいい感じ。
初めて来たのに、懐かしい気がするのはなぜかしら?
出入り口の壁はこのままで”絵”だわ。
橋の向こうに第三通洞(多目的坑道)
がっしりした高い石垣が要塞のようです!
中にわずかにレールの痕跡が見えます。
ここから搬出された鉱石は、電気鉄道で大マンプ、小マンプを通って
終点の選鉱場へ運ばれたらしい。
歴史資料館の裏の小マンプで、電気鉄道が展示されていました。
人を運んだ かご電車
当時、坑道の中はこんな感じだったんですね。
鉱石も坑木もこんな小さなバケットで運んだ。
昔の人はえらいなぁ・・もくもくと働いたんだ・・・
滝沿いの道
火薬庫
大マンプ
小さな光は向こうの出口。
こんなところにマンホールみたいなものがありますよ。
”仕切弁・新居浜市”と書いてあります。
これ以上は遠いのであきらめます。
方向オンチで山道に慣れない私は迷子になりそう・・
花を見ながら駐車場へ帰りました。
無人となった広大な土地を自然に返すために、
年月をかけて大量の木を植え、山に森を甦らせた、
その営みにも感動しました。
山歩きはとっても気持ちが良かったですよ!!
一度は訪れて自分の目で見たかった東平。
念願かないました!
夫サン、連れて行ってくれて ありがとう!!!
by apn639stkm
| 2019-05-18 17:27
| 旅